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伊是名の居酒屋さん

人口1340人の豊かな伊是名島、海の幸はもちろん、庭にもバナナやグアバ、オオタニワタリもいっぱいなっている素晴らしい環境なので

メニューも多様性にとんでいる。

タコス(ラップタイプ)やひらやちー、焼きうどんも。

なかでも、シガイやセーターは一気にいただきました。

髙田さんの在来種談義が面白すぎて、伊是名の夜は一気に更けていきました。

勤務していた歯医者の知人は、こちらの常連だったので店主の奥さんも非常に喜んでくださり、世間の狭さを痛感しますよ。

私が喜びそうな島の名物について詳細も送ってくれました。いつも勉強になります、ありがとう!

セーター
「セー」は沖縄の方言でエビ全般を意味する単語 「ター」は愛称としての語尾で特に意味はない
伊是名では島で穫れるフトミゾエビのことをこう呼んでいる
クルマエビの仲間でとてもおいしい

ホーミー
女陰を意味する方言で、関西で言うところのオ○コ
沖縄の他地域では口に出すことを憚られる単語だが、伊是名、伊平屋、与論、沖永良部などの島々では
食材として利用されるイソアワモチという軟体動物を指して使用される名称
なぜそう呼ばれるかは実物を見れば納得すると思う
港や漁協の売店で売っていることがあるので見つけたら迷わず買うべし

ハタカサ
「畑アオサ」の訛りで、ネンジュモの一種であるイシクラゲの方言
診療所の芝生に自生していたのをせっせと集めて食べたのは懐かしい思い出

シガイ
ウデナガカクレダコという小型のタコ
語源はたぶん「しがみ(つく)」からだと島の人から聞いた
沖縄本島ではシガヤーと呼ばれ釣り餌としての流通しかないが、柔らかくて非常においしい

マガイ
「曲がり」の訛りで、フタモチヘビガイというぐにゃぐにゃに曲がった貝の一種
採取は面倒くさいが結構な珍味

ティラジャー
これはもうどこかで食べていると思うが、この時期に捕れる巻き貝の一種
正式名称はマガキガイ 本土ではチャンバラガイとか呼ばれるやつで、塩ゆでにして食べるととてもおいしい

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