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かたパン@熊岡菓子店
世の中には、ヘンコな店主がおられて、そのヘンコさならではの、美味しさ、個性というものがあると思うんですが、こちらもおそらく愛すべきヘンコなご主人が代々受け継がれているお店だと思います。
看板娘の三代目奥さんが、かたパンのケース越しにたくさんお話くださり、明治29年11月3日から変わらぬ業態でお店を継承されてるご苦労などをうかがうことができました。
かたパンの大、中、小、石ころ、角パン、ぼうろ、へそパンまで、日本人の明治から昭和にかけての小麦粉食、軍隊食の歴史をそのまま今に伝え、お店の構えと人もふくめて、文化遺産として表彰するべきお店だと思います。