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和華蘭料理
史跡料亭花月さんへ。
坂本龍馬の刀傷のあるおそくても元禄時代からはあったという長崎の歴史を刻む空間で、卓袱料理をいただきます。
おひれ、というお吸い物をいただいてからの乾杯、〆のお汁粉まで、お店の方のお話も楽しいですね。
お椀に始まりお椀におわる、というのがこちらの作法らしく、お庭のみえる素晴らしい個室でゆったりと、
真っ赤な卓袱台で頂戴できました。
鯨のさえずりは、これまで食べた中で最強クラス。
ハトシや、中華だし茶漬けなど、メニューがどれも折衷スタイルで、うちの師匠が生きていたら、
おもしろい原稿を書いてくれるだろうな・・と。
食後は、竜馬の刀傷の柱も拝見し、2階の広間で、当時に思いをはせることができます。
卓袱料理=和華蘭料理
長崎の歴史が凝縮したなかで、食文化の融合のすばらしさを味わいうことができました。