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207/ 阿部商店の竹輪たち
日曜日出かけた鳴門で、最初にたずねたお店が、阿部商店でした。
ここでは毎日、鳴門うどんに欠かせない、竹輪が作られているのです。
前の海で取れた魚から骨をとって、すり身にし、ひとつひとつ丁寧に、竹の棒に手でガマの穂のように形作り、焼いていきます。ほかにも、天ぷら(丸天みたいなの)、ごぼ天、とりいれという、天ぷらと同じものを、揚げないで蒸したものなど、すべて手作業なんです。
何代目か、うっかり聞きそびれてしまいましたが、ご主人の阿部義徳さんは、鳴門蒲鉾組合会長さん。気合のこもった、楽しそうな人です。お母様もやさしくて、いくつでも食べていいよ・・とおっしゃってくださいます。
焼きたての竹輪は、くどくない塩味と甘味。たしかにいくつでも、いける~!。
買って帰った鳴門うどんに竹輪、それに鳴門のわかめも乗せてみました。現地では、あげとねぎ、玉子くらいが定番のようです。