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1796/ 元気をくれたインド

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毎度お騒がせの、はちゃめちゃ、スリリングな粉もんアドベンチャーとはいえ、

無事、インドデビューできました。

前半、後半、合わせて60回のインド紀行になりましたが、まだまだ伝えきれないことがいっぱいで、

講演なら2時間コースです。

一つ心残りだったのは、屋台のものをあきらめたこと。

おなかをこわすことだけはしたくなかったので、火を通してないもの、とくに、パニプリを体験できなかったのはいたいです。

おかげで、体調は絶好調、いろんな洗礼を受けながらもエンジョイできました。

インドは、2度と行きたくない・・という人もいます。が、私はいつものごとく、ここに住みたい! 町が、また増えてしまいました。

インドはすでに世界の中心です。

路上で熟睡する母子も、キャンディを取り合う子供も、わざわざ遠回りするオートリキシャの兄ちゃんも、不安ゼロ、みんな自信に満ちて、活力にあふれていました。

戦後の日本もこんな勢いだったのでしょう。

彼らはいま、戦後と高度成長期とバブルが同時にやってきています。

それは中国の比ではありません。

そして、中華料理以上に、インド料理に魅力を感じています。

それはスパイス。

もちろん中華とかぶるスパイスもたくさんありますが、動物性に頼らない、基本は塩と油とスパイス世界は、未知なる味を教えてくれます。

しかもスパイスの機能性は、もっともっと研究されるべきでしょう。

今年は花粉症の薬を飲まなくても平気なんですが、たぶんスパイスの力かな・・と。

クミン、ターメリック、チリ、カルダモン、マスタードシード、コリアンダー、シナモン、フェネグリーク

次回は、インドのどのへんにおじゃまできるのか、今から楽しみです。

                     マナロッティ・クマール(インド名)

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