© コナモン資料室 All rights reserved.

550/ M. ドミニク・コルビのおもてなし


フレンチ界の天才、トゥールダルジャン出身、この道27年というベテランでありながら、常に若々しく好奇心旺盛に、新しい挑戦を続ける、ドミニク・コルビさんのランチを、ニューオータニのサクラで食いしん坊10人で楽しみました。

カリフラワーのプチムースにはじまり、モッツァレラを平目とサーモンでまいて、ほうれんそうのチップを飾ったもの。添えてある、クレソンサラダ、フルーツのビネグレットの味と彩りがたまりません。

お野菜のクリームスープはカボチャのムースが鮮やかで、なかにゼラチンも散りばめられていて、あきさせない芸の濃やかさ。バニラを散らしたプリッツが冴えますね。

生アーモンドがアクセントになったクレピーヌで包んだ鴨にも、セップ茸の粉もんが添えてあって、気品のあるコルビワールドにお茶目な彩りです。

デセールには、プチ花ズッキーニのベニエ、ニワトコソースが鮮やかなジュレ、カラメルをパウダーにしてから焼いたすりガラス風チュイルが、涼しげです。

珈琲といっしょに出てきた、胡麻に埋められた3色アイス(山椒、コロンボ、黒胡椒)が、ビーチのかわいいパラソルみたいで、やっぱりコルビさんはすごいです。

私が来たから、粉もんを必ず添えたわけではなく、食感をあきさせないために、粉は大切なんだそうです。そうです、コルビさんは粉の魔術師でもあるんです。5年前、協会を立ち上げたときに、オフィスにおじゃまして、お話をうかがったことをありがたく、思い出しておりました。

Merci beaucoup M. Corbi !      

関連記事

202511/27

イタリア食材展

イタリア食材の展示会が浜松町でありました。古株牧場さんが出店さんが出店されてるので出かけてみると、日清製粉さんのカラヒグ麺、日清製粉ウェルナ…

浜松町の丁寧な混ぜ焼き

浜松町駅前、2012年創業のお葱ちゃん。屋号にひかれて入ったら、丁寧な混ぜ焼きの名店でした。きゅうりの切り方からも仕事への愛が感じられます!…

始まりの粉モン#1 一富久さん

粉の匠  「始まりの粉モン」スタート!大好きな一富久さんは3つくらい始まりを持つ老舗の名店です!  #octopus🐙  …

お好み焼き2035年問題@シューイチ

お好み焼き2035年問題@日テレ「news every」材料高騰で…たこ焼き・お好み焼き「粉もんグルメ」がピンチ(2025年11月18日掲載…

お好み焼き2035年問題@日テレ

[caption id="attachment_9311" align="alignnone" width="300"] Scree…

ページ上部へ戻る