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第18回 さくら家
☆★☆ たこやきめぐり 第18回 ☆★☆
宅配もできるよ - さくら家 - |
京都駅が新しくなって、伊勢丹がやってきたり、阪急百貨店もそれに負けじと、地下食料品売場をブティックに改装したりと、秋の行楽に向けて、何かとリニューアルの京都界隈である。
こんな一等地に、なんとたこ焼屋が出現したのが94年。これは渋谷ロフト前のたこ焼屋に次ぐ、快挙、意地悪な言い方をすれば、たこ焼には分不相応な出店だと、みつけたときは思ったものだ。
主人の李家建理さん(「りのいえ・けんり」とお読みする)は、私よりやや若く、役者さんのようなお顔だち。もともとフランス料理のシェフをめざし、フランスのリヨンで1年、日本でも東京や京都のレストランで腕を磨いたという、たこ焼業界には珍しいキャリアだ。
たこ焼は持ち帰りの客が多いことを想定して、さめてもうまい、レンジで温めなおしても大丈夫なたこ焼にした。味へのこだわりは、小さなリーフレットとして、客にも配付さる。
こんな感じで、ソースのこと、温め方、地図などくわしく説明がある。宅配もOK。2年前には、すぐそばの四条木屋町近くに、居酒屋もオープンした。夕方から李家さんはシェフとして厨房に立つ。メニューはもちろんすべてオリジナル。居酒屋でたこ焼を注文すれば、焼きたてアツアツを届けてもらえる。
以上、熊谷 真菜
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また、「京都さくらや」という名前のたこやき店とは無関係です。(2003年2月現在)
鎌探偵のコメント | 咲探偵のコメント |
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本当に久しぶりの京都。この店のたこやきですが、とにかくデカイ。中身にキャベツ(これが京都だって感じ)、ネギ、ショウガ、天かす。タコは、入れる前に下味をつけてあり、その上中華料理用のくわい(コリコリとしたれんこんみたいな食感)が入っている。独特のコリコリで新鮮な歯ざわりです。中身はとろっとした感じで生地にだしがよくしみこんでなかなか不思議な味です。直径6、7センチで4個食べれば腹いっぱいになった。 | 今回は残念ながら取材には参加できませんでしたが、しっかりおみやげは味わいました。京都からはるばる大阪まで持ってきたにもかかわらず、あったかかった。具がいろいろ入っているのは、大阪ではめずらしくめずらしいだけでなく、おいしかった。ピンポン玉にも満たない大きさのたこやきにも、いろいろ工夫が出来る物だと感じる今日この頃。 |
※この情報はインターネット黎明期である1995年に開設された世界で初めてのたこやき専門ウェブサイト「熊谷真菜のページ」内の、これまた世界で初めてのたこ焼き食べ歩きサイト「月刊たこやきめぐり~なにわのたこやきめぐり」に掲載されていた情報です。
※お店の住所・電話番号・価格など、内容は特に記述のないものは取材当時のものです。
※お店の公式サイトなど、リンク先が閉鎖されたり変更されている可能性があります。
※紹介したお店はすでに移転・閉店されている場合がありますのでご注意ください。