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889/ 白熱の観光学シンポジウム
昨日、朝日新聞と大阪観光大学主催のシンポジウムがありました。観光学の専門家である石森秀三先生、観光大学学長の塩澤潔先生、中国人ジャーナリストの莫邦富(もう ばんふ)さん、あまから手帖の島田勤子さんとパネルディスカッションから加わりました。
「日頃の御活躍ぶりを御披露くださいまして、私はたいへん楽しく拝聴しました。シンポジウム全体の枠組みからすると、もしかして熊谷さんにとっては他流試合になるかもしれないと危惧しておりましたが、偉い先生の暴論に対して、熊谷さんがしっかり言い返す様をみて、内心快哉を叫んでおりました」と、メールをくださった方もいらしたほど、シンポジウムは妙に白熱したのです。
といいますのも、粉もんばっかり、大阪ばっかりでいうても、関西が一丸となって連携しないと前に進まないのではないか、天下の台所、食いだおれの町という歴史にしがみついていても、その痕跡がない現代に、魅力を伝えることはできない、機内食にもたこ焼きを出さないと・・など、指摘がでたからです。
莫さんは、時限爆弾をかかえてきました(笑)・・とおっしゃってましたが、それが私に向けられ、400人以上集まった会場からも拍手。一時はどう反論すべきか、悩みましたが、なんとか切り抜けたといいますか、私の意見にも拍手をいただき、えらい盛り上がりとなってしまいました。
これまでシンポジウムのパネラーとして何度も参加してますが、これほど会場とともにエキサイトしたことはありません。いろんな意味で莫さんからは、おもろい刺激をいただきました。懇親会では、二人でコンビを組めば・・・と。初対面のおっちゃんとここまで燃えたのは初めてです(笑)。
これがどんな新聞記事になるのか、とても楽しみですが、昔の私なら、反論できずに終わっていたやろな・・と思うと、ますます燃えなアカン、勉強せなアカン・・と。そのあと、別の会合でお好み焼き屋に行ったのです、さすがに疲れておとなしくしておりました、です。