© コナモン資料室 All rights reserved.
文化の継承@内子
内子名物の筆頭、和ろうそくの大森さんへ。
昨晩、セッションしたときの雰囲気とはうってかわって、七代目は六代目とともに朝からお店に出ていました。
絹とイグサで燈心も手作り、一本一本ハゼの蜜蝋を丁寧にかけながらの和ろうそくは
大英博物館にも陳列されています。
炎は気品があり、アウトドアでも使えるほど、風でも消えません。
驚いたのは、蝋が垂れないこと。
蝋燭の表面の手触りはなめらかな風合いで、癒される触感です。
火消しで丁寧に燈芯を押さえて火を消すと、煙も匂いもでないのが不思議です。
パラフィンの蝋燭とは別世界の内子の和ろうそくの世界は、代々受け継がれているのでした。
仏さまに、防災に、常備したい和ろうそくと燭台、火消しをそろえることができました。