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いっちゃんのお好み焼、ヨルダンデビュー

    

昨年10月末に開催されたヨルダン、アンマンでの日本食フェアで「いっちゃん」のそば肉玉が初披露されました。その様子をYouTube「粉旅」にUPしたのでご覧ください! https://www.youtube.com/watch?v=Yn21R8yWS8I

 

#4   お好み焼デビューの日@ヨルダン・アンマン

 

会長レポート

ヨルダンの首都、アンマンの旧市街、第3サークルそばのグランドハイアットアンマンにて、日本食フェアが開催されました。その主役が広島「いっちゃん」のお好み焼です。市居社長には、NHKの「あさイチ」でキャベツ技をご披露していただき、その流れで「プロフェッショナル」に出演され、それをご覧になった在日本ヨルダン大使が、ぜひ焼きに来て広めてください・・という経緯で今回の訪問になりました。

 厨房では、天ぷらもどんどん揚げられ(天ぷらというより、フリットに近い感じです)、若き料理人たちがぶつかりそうになりながら、てんやわんやです。今回豚の代わりに鶏ムネ肉を使用、麺は広島からの持ち込み、キャベツ、ねぎは現地調達でした。ヨルダンのキャベツは直径30㎝近くある巨大なもの。またシェワルマなど、鉄板を使ったメニューが多いので、お好み焼をするにはもってこいのエリアなんです。豚をほかのものに置き換えれば、ノープロブレムのお好み焼環境ですね。

鉄板も日本からですが、高い位置にセッティングされているため、ステージのような感じで焼いてるのが見られます。とはいえ電気なので、市居社長はいつもの勝手とちがうのを何度も試し焼きして調整されていました。

ダイニングの高い天井の壁にもポスターや提灯が配置され、貼り間違えのシールをはがすのに、脚立のホテルマンが、ヘラをつかっているのが大笑いです。コテヘラテコはもともと、左官道具からきた可能性は高いので、原点に立ち返ったような使われ方をみて、嬉しくなりました。

 

 午後6時、お客さんたちが来られると、一気に鉄板前には人だかり。カメラをむけてじっと撮影します。シンガポールからの料理人は寿司や刺身を出したり、ジャパニーズムードの中、私たちもいろいろと試食させていただきました。でもダントツにおいしいのは、いっちゃんのお好み焼。豚がちがう以外は、ほとんど変わらぬおいしさで、ソースがやっぱり決めてです。これまで22か国おじゃまして、OKONOMIYAKI というワードは、たいていの国で通用してきましたが、ヨルダンの人は、OKONOMIYAKIはもとより、日本人に対してもなじみがなく、私たちをみても、中国や韓国のイメージなんですね。そういう点でも、これから和食を広めるには伸びしろがありすぎる国であることを痛感しました。

 

 

 

 

 

文化を味わう!コナモン100選「そば肉玉」のお披露目@ヨルダン・アンマン

 

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