© コナモン資料室 All rights reserved.

1121/ 十割そば@なんと、スーパー銭湯

蕎麦蕎麦

銭湯研究家として活動した時期もありましたが、ここ数年、お風呂屋さんにはご縁がなく、地方でちょこっとおじゃまする程度でした。

ところがこのたびスーパー銭湯の十割そばにはまってるという人に、連れてってもらう機会を得ました。

枚方の極楽湯では、まさに石臼挽きの蕎麦100%を練っているではありませんか。

それを作るのは、蕎麦作りに燃える職人さん、かと思いきや、高校生みたいな若者なのです。

実はこのお蕎麦、東北大学で教授をされてた石渡先生が、もっと手軽にお安く蕎麦を食べてもらいたいと開発を重ね、大学もやめて、会社を立ち上げ、営業と拡販にまい進されてるという、その十割そばなのです。

その思いはバイト君にきちんと受け継がれ、彼がこねた蕎麦の塊を押し出し器にそっと入れると、煮えたぎる釜の中に、蕎麦が押し出されていきます。その切り方、手つきも堂に入ったもので、ココは銭湯?と、一瞬周りを確認してしまうのです。

打ちたてというには、やや語弊があるものの、ほぼ3たてのお蕎麦は、赤い大きなタカツキに盛られて登場。普通のもり、3枚分はありそうな豪快な麺の量に、食べざかりの人も嬉しい限りですね。

当然ながら、蕎麦の香り、味のする普通においしい十割そば。これは画期的なアイデアだと思いました。

とても人気のスーパー銭湯ですが、8割の人がこのお蕎麦を注文していて、もしかして、ここの売り上げの多くの部分を担ってるのが明らかです。

関連記事

カレーとじゃがバター

神田カレーの老舗の名店ボンディさん。見事なバターじゃがいもが最初の出てくるのが嬉しい! これだけでも値打ちありますが、らっきょ、福神漬け、干…

手打ちの王者

神田小川町の丸亀製麺さんで、SANU1グランプリの関東予選会がありました。伸ばして切る、手打ちの無駄のない動きを見てるだけで、その方の生きざ…

手打ちの王者

神田小川町の丸亀製麺さんで、SANU1グランプリの関東予選会がありました。伸ばして切る、手打ちの無駄のない動きを見てるだけで、その方の生きざ…

香川の名店巡り #粉旅

香川のうどん名店巡り! #粉旅 #udon #うどん #手打ち   #食文化 #麺益力 #麺ジャーズ  #japankonamonass…

アイス専門店のキッシュとチーズケーキ

代々木スイーツ名店のアイス専門店Flotoさんへ。花椒アイスとヨーグルトパッションフルーツに感銘を受けながら、キッシュとNYチーズケーキを持…

ページ上部へ戻る