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月島もんじゃストリート
おみ
もんじゃの歴史を新聞社からたずねられた日に、別件で、もんじゃめぐりをしました。
1980年代、40年まえは、もんじゃストリートではなく、普通の商店街で、もんじゃ屋さんも10軒もなかったと思います。
お店は表通りにはほとんどなく、初めて取材させてもらったもんじゃ屋さんも、路地にはいったところにありました。
上州屋さんというお店でしたが、そこの女将さんは、昔は100円もんじゃだったけど、最近は高くなったよね・・と。そのときは、500円くらいで、もち明太子の姿もなかったのです。
それから、めんたいこがもんじゃにはいると、お値段もあがりますし、お味も大人が喜ぶお酒に合うものになり、いまの月島もんじゃブームになったのでした。
関西人は、見た目で嫌がりますが、焦げ目を上手にはがしながら、ドロドロの部分をあわせると、たこ焼きにも似た食感で、感動したのを覚えています。
今となっては、当たり前な月島スタイルの焼き方も、当時は定番ではありませんでした。
ちなみに古いスタイルは、もんじゃの師匠が教えてくれましたが、その焼き方で月島出入り禁止になったそうです。
というわけで、月島というお店で、餅めんたいやべビスタ―チーズを楽しみ、次のお店に移動するのでした。